iOSアプリを開発する手順とは?成功させる方法まで紹介!
スマホが普及した現代、アプリ開発の動きが活発です。iOSアプリの開発を検討している企業も多いでしょう。そこで本記事では、iOSアプリの概要、Androidアプリとの違い、アプリの開発手順、失敗した時の対処法など、成功させる方法までをわかりやすく解説します。
iOSアプリとは?
iOSアプリとは、iOS上で動くソフトのことです。iOSとは、iPhoneなど、”i“で始まるAppleモバイル機器に搭載されているOSのことで、iOSアプリは一般的には「iPhoneアプリ」と呼ばれています。
iOSアプリで収益を得る方法
iOSアプリを収益化する方法は、以下の3通りが挙げられます。
- 有料ダウンロード
アプリのダウンロードを有料に設定すると、収益を得られます。ダウンロード1回あたりの収益は少ないですが、ダウンロード数が増えていけば収益も上がるので、手軽に収益化することができます。 - アプリ内課金システム
アプリ内で追加のコンテンツや機能を販売する仕組みのことです。例えば無料のゲームアプリでも、ゲームをクリアするための貴重なアイテムを利用する際に課金する方法です。 - アプリ内広告
アプリ内に広告を表示する方法です。広告表示回数・クリック数に応じて収益が得られます。ただし、収益を増やしたいために広告をむやみに増やすと、ユーザー側は使いにくくなるので注意が必要です。
iOSアプリとAndroidアプリの違いとは?
iOSアプリとAndroidアプリは、主に以下の点において異なりますので確認しておきましょう。
- 開発言語
- 開発環境
- 公開先
- 公開審査
- 公開費用
開発言語
開発言語はOSごとに異なります。iOSアプリの場合、SwiftやJavaがよく使われる言語です。Swiftは、iOSアプリ開発向けに開発された言語です。Androidでは、JavaがiOS以上に使われるケースが多く見られます。また最近ではAndroidアプリ開発でKotlinというプログラミング言語が手軽に使えることから注目されており、Google社もこのKotlinを推奨しています。
開発環境
iOSアプリでよく使われる開発環境は、XcodeまたはXamarinです。Xcodeを使えるのは、Macのみですので注意が必要です。Xcodeには効率的な機能が揃っています。例えば、ストーリーボードという機能は、アプリ画面のレイアウトやパーツの配置をドラッグ&ドロップで簡単に実装することが可能です。一方Androidアプリの開発には、最強といえるほど、Android Studioがよく利用されています。ただし、OSが異なる環境でも対応可能なクロスプラットフォームでアプリ開発を行う場合は、Android Studioは使用できません。クロスプラットフォーム対応のツールを利用する必要があります。
公開先
ユーザーがアプリを利用する場合、アプリストアにアクセスしてダウンロードするのが一般的な方法ですが、iOSとAndroidではアプリの公開先も異なります。iOSアプリの公開先は
App Store、Androidアプリの公開先はGoogle Playです。アプリを公開するには、まず審査をクリアしなければならないため、審査に通る条件を確認しておきましょう。
公開審査
公開審査の方法は、公開先により異なります。IOSアプリの審査は、App Storeで専門家が手動で審査しているため、審査基準が比較的厳しく時間がかかってしまう傾向があります。一方、Androidの場合は、Google Playで通常はシステムによる自動審査を行っているため、審査にそれほど時間がかからないのです。このように審査方法が異なるため、Android版のアプリの方が早くリリースされます。
公開費用
アプリを公開するには、コストがかかります。アプリストアで配信する場合に、デベロッパー登録をしますが、その際にかかる費用です。iOSアプリの場合が年間で99ドル(12,000円位)、Androidアプリでは初回登録時に25ドル(3,200円位)がかかります。大きな違いは、iOSアプリでは年単位の更新制となっていますが、Androidアプリの場合は初回の登録料だけです。
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iOSアプリの開発に必要なもの
パソコン、アプリテスト用iPhone、開発ツール、AppleIDを準備しましょう。
アプリ開発でプログラミングを行うためにパソコンは必須のハードウェアです。iOSアプリの開発では、できる限りパソコンはMacを使用することが望ましいといえます。開発自体はWindowsのパソコンでも可能ですが、iOSアプリはリリースするときにmacOSを介する必要があるからです。
アプリテスト用iPhoneは、運用テストを行う際に必要です。テスト結果は端末の機種によって異なりますので、多くのユーザーが使用していると思われる最新端末と、少し前の世代の端末を用意することをおすすめします。
Apple IDはリリース時に必要ですので、事前に登録を済ませておきましょう。なお、開発ツールについては後で詳しく説明します。
iOSアプリ開発に必要なパソコンのスペック
iOSアプリの開発をMacPCで行う際に必要なスペックは、以下を参考にしてください。
<バージョン>macOS 10.15.2
<CPU>Core i5(1.5GHz/2コア 以上)
<メモリ>4GB以上
<ディスク>HDDかSSDで64GB以上
上記のスペックはあくまでも目安です。もちろん、パソコンのスペックがよいことが一番ですが、実際、iOSアプリの開発ではそこまで高い性能は必要ないでしょう。
iOSアプリの開発に適している開発環境
iOSアプリの開発には、以下の開発環境が適しています。
- Xcode
- Xamarin
- Flutter
それぞれについて見ていきましょう。
Xcode
Xcodeは、Apple社が開発した、Mac専用のアプリケーション構築のソフトウェアです。
Mac、iPhoneやiPadなどのiosアプリ開発に特化しており、スマホアプリやデスクトップアプリを制作する際に必須の開発ツールです。プログラミング言語は、少ないコードで開発できるSwiftを使っています。Xcodeを活用することで、Apple製品のアプリを少ない手間で作成できるのがメリットです。iOSアプリ開発が初心者の方はぜひ検討してみるとよいでしょう。
Xamarin
Xamarinはプログラミング言語のC#を活用した開発環境で、Microsoft社が提供しています。本来OSの異なるアプリでは必要な環境や言語も違ってきますが、XamarinはどちらのOSのアプリも開発できることが特徴です。
ただし、Xamarinを使ってiOSアプリのコードを書くことは可能ですが、実際にiOSアプリとして動く形にすることはできません。iOSアプリとして動作させるには、最終的にはMacが必要になります。
Flutter
Flutterは、”Dart”という言語を使ってクロスプラットフォーム開発を行うことができます。クロスプラットフォームとは、iOSやAndroid、WindowsやmacOSなど、異なる環境でも、同じソースを共有し、同一のアプリ開発を実現させる仕組みです。
Google社が開発したもので、他のアプリ開発環境と比べると、デザイン性の豊かなアプリの開発がしやすいことが特徴です。ただし、Dartの普及率がまだ高くないことから、初心者が扱うのにはハードルが高いことがデメリットといえるでしょう。
iOSアプリの開発で使用するプログラミング言語
iOSアプリの開発には、主に以下のプログラミング言語が使われています。
- Swift
- Java
- Python
Swift
Swiftは、Apple社がiOSアプリ向けに開発した言語で、”Objective-C”という言語をベースとして、iOSアプリ用に最適化されました。文法がシンプルで読みやすく、大量の複雑なコードを書く必要がありません。比較的容易に記述できるスクリプト言語に近い状態で、プログラミング設計ができます。動作も軽く、プログラミング作業がしやすいことが特徴です。
Swiftが登場したことで、iOSやMacのアプリ開発はすべてSwiftで行えるようになりました。
Java
Javaは、世界的に人気の高いプログラミング言語です。どんな環境でも使うことができ、使える場面も幅広いため、応用力がある言語として、日本でもさまざまな開発に利用されています。またJavaはセキュリティを考慮した設計が特徴で、セキュリティ面の高さと安定性で信頼されており、銀行や証券会社などの大規模システムの開発に多く利用されています。処理速度も高く、IT人材が少ない会社での利用にも適した言語です。
Python
AIやブロックチェーンの分野でよく使われている言語がPythonです。汎用性が高く、データ分析や統計処理が得意で、AndroidにもiOSにも対応可能なクロスプラットフォーム型となっています。シンプルな文法ですっきりしていて、規則性があるコードが記述できるため、初めて学習する方も取り組みやすいでしょう。フレームワークも充実しており、アプリ開発を効率よく行いたい方にもおすすめです。
iOSアプリを開発する手順
iOSアプリの開発は、通常、以下の手順で進めていきます。ステップごとに解説します。
アプリの企画
↓
開発環境の用意
↓
アプリ画面の制作
↓
開発
↓
動作テスト
↓
リリース
企画
まずは、どのようなIOSアプリを作るのか企画を立てるところからスタートします。ターゲットユーザーを定義し、ユーザーが利用する具体的なシーンを想像しつつ、アプリのイメージを明確化していきます。
具体的には、以下のような観点で企画を考えるとよいでしょう。
- どんな内容のアプリにするか
- そのためにはどんな機能が必要か
- どんなデザインにするか
企画・設計がしっかり行われていないと、想定するアプリ開発が難しくなる可能性もあります。企画には、時間をかけてじっくりと取り組んでください。
開発環境の用意
開発を始めるにあたり、開発環境を準備します。iOSアプリ開発に適した開発環境は、以下の3つです。
- Xcode
- Flutter
- Xamarin
上記でおすすめの開発環境がXcodeです。Xcodeはコードの補完機能があり、コーディングがしやすい点が特徴です。また、ボタンやラベルなどのアプリに必要な機能の実装は、ドラッグ&ドロップで直感的にできます。使いやすさとiOSとの相性の良さを考慮すると、Xcodeがおすすめです。
アプリ画面の制作
企画を立て、開発環境の用意が済んだら、アプリの内容を実現させるために、画面設計図を作成します。この画面設計図を基に、開発に着手するため、下流工程のスタッフにも伝わりやすい画面設計図にすることが必要です。
また、アプリの画面を制作するには、フレームワーク”SwiftUI”を使って開発します。SwiftUIは、iOSアプリ開発で主流になりつつあるUIフレームワークです。階層化されているため、UIの配置がわかりやすく、インターフェースが作りやすくなっています。
開発
画面設計図を基に、実際にソースコードを書いていきます。iOSアプリ開発の場合、プログラミング言語は、アプリの内容に応じて、SwiftかObjective-Cを使うとよいでしょう。画面設計図の内容で疑問点などがあれば、一度確認を取ってから確実に開発を進めていくことが大切です。また、エンジニアのスキル、開発内容の難易度に応じて、内製か外注かを判断しましょう。
動作テスト
開発がある程度進んだら、区切りのよいところで動作テストを行います。iPhoneを使って問題なく動作できるかをチェックする作業です。エラーやバグが発生したら、その都度修正していきます。
アプリ開発が完了してからテストを行うと、修正内容に合わせ、また別の箇所の修正が必要となってきます。このパターンが連鎖すると、開発期間も開発費用も無駄に費やすことになるため、一定ラインまで進んだらチェックし、何も問題点が見つからなければ次に進むという方法がおすすめです。
リリース
動作テストで問題がなければ、いよいよリリースです。アプリをApp Storeに配信する準備を行います。具体的には、まず”iTunes Connect”のアカウントを登録し、”Apple Developer Program”の登録、審査に必要な手続きを行います。登録などの手続きが済むと、Appleの審査に申請することが可能です。審査の結果によっては、アプリの不具合などが見つかることがあり、その場合は修正して再度審査に出さなければなりません。審査を無事に通過できれば、アプリを配信できます。
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iOSアプリ開発の失敗要因
iOSアプリ開発で失敗するのはどのようなことが要因なのか見ていきましょう。
アプリ開発の知識不足
iOSアプリ開発が失敗する要因は、開発言語や開発環境などの分野だけではなく、そもそもアプリ自体についての知識が十分でないことが要因です。「アプリはどうして動作するのか」「iOSアプリはAndroidアプリとどのような点が違うのか」「プログラミング言語を選ぶときの基準」などの知識があれば、制作したいアプリの具体的なイメージが持つことができ、ベンダーに依存することなく、アプリ開発を進められます。
要件定義が不十分
iOSアプリ開発では、内製でも外注でも要件定義を行います。その要件定義の際に、仕様に抜けや漏れがあったり、要望が正しく伝わっていなかったり、ベンダーを費用面だけで選定していたりすると、トラブルにつながる可能性があります。これらのトラブルを回避するには、iOSアプリ開発について十分な知識も持っていることが必須です。
アプリ開発の失敗は、この要件定義の失敗が要因となっているケースが後を絶たないといわれています。だからこそ、抜け漏れのない明確な要件定義が求められているのです。
必要コストの考慮不足
アプリ開発の工数が増えれば、当然ですが開発費用が膨れ上がります。アプリの開発費は、人件費と固定費です。人件費は、人数、作業単価、作業時間によって決まります。特にエンジニアの作業単価は、構築する機能の難易度に応じて単価が高くなります。開発費用を抑えながら、アプリの品質を高めるには、必要コストをしっかり把握しておくことが必要です。そのため以下のような失敗例を参考にして、自社の開発体制を今一度見直してみましょう。
- 便利と思われる機能を必要以上にアプリに追加してしまう
- なんの根拠もなくスクラッチ開発を選定してしまう
- ホスティングサーバーの費用、運用・保守費用などが想定されていない
iOSアプリ開発で行き詰まったときの対処方法について
iOSアプリを開発していると、思うように進められず、行き詰まるケースがあります。そのようなときの対処方法として、以下の2つをご紹介します。
- 検索エンジンの活用
- Q&Aサイトの活用
大きな遅れを出さないように、それぞれの対処方法について把握しておきましょう。
検索エンジンを活用する
アプリ開発を初めて行うときに、わからないことが出てくるのは自然なことです。初心者の方はもちろんのこと、上級のプログラマーでも、わからないことが出てきて、行き詰まることがあります。
わからないことがあったときに検索エンジンを利用するのは一般的なことですが、アプリ開発でも検索エンジンで情報を探すようにしましょう。アプリ開発というと専門的な内容なので情報が見つかりにくいと思われるかもしれませんが、ネット上で検索すると、大半のことは掲載されています。情報が得られるまで根気よく調べてみることが大切です。
例えば、「iOSアプリ 開発 言語」など、複数のキーワードで検索すると、知りたい情報にアクセスしやすくなります。それでも求めている情報に辿り着けないときは、キーワードを変えて検索し直しましょう。
Q&Aサイトを活用する
iOS開発に行き詰ったときに、Q&Aサイトを活用してみるのもよいでしょう。Q&Aサイトというと、「Yahoo!知恵袋」などを思い浮かべる方が多いかと思いますが、アプリの開発中や、プログラミングを勉強しているときには、以下のようなQ&Aサイトが活用できます。
- GitHub(ギットハブ)
- Qiita(キータ)
- teratail(テラテイル)
GitHubは、わかりやすく言うと、プログラムコードを保存し、公開することができるソースコードの管理サービスです。多数のサンプルコードが掲載されているので、参考にできます。GitHubは、言語やファイル名、ファイルの拡張子で検索でき、解決策を探したいときに便利です。
Qiitaは、iOSアプリ開発についての情報収集におすすめです。分からないことがあるときにキーワード検索で情報が探せるため便利です。新しいノウハウを知りたいときにも役立ちます。
一方、エンジニア専用のQ&Aサイトとしてteratailがおすすめです。質問すると、先輩のエンジニアが回答してくれるため、行き詰って悩んでいるときに助かります。
iOSアプリ開発は外注がおすすめ
iPhoneユーザーが多い日本では、できるだけ多くの方にアプリを使ってもらいたいと考え、iOSに対応したアプリ開発を検討しているケースが多い傾向があります。しかし、iOSアプリを開発するには、それに適した開発環境や言語などについて押さえなければなりません。
自社で開発ができない場合は外注する方法がおすすめです。開発環境が自社内に整っていない、IOSアプリ開発の知識や経験のある人員がいないといった場合は、アプリ開発会社への外注を検討してみましょう。外注先には専門的な知識と経験が豊富に蓄積されているため、開発目的を明確にし、アプリに必要な機能を提示できれば、希望に沿った高品質のアプリをスピーディに作成してもらえます。
なお外注先を選ぶ際には、会社の実績面、費用などを踏まえ慎重に決めましょう。
ハイブリッドテクノロジーズの提供サービス
ハイブリッドテクノロジーズでは、ビジネスデザイン、UIUXデザイン、設計、実装、テスト、リリース、運用、保守まで一気通貫してサービスを提供しております。500名以上の経験豊富なエンジニアにより、迅速かつ高品質なシステム開発が可能です。 アジャイル開発、ウォーターウォール開発、ハイブリッド開発と言った様々な開発手法に対応しており、契約形態に関しましてもラボ型契約と受託型契約の2つから選択いただけます。お客様の状況や開発内容に応じて、開発手法と契約形態を柔軟にご指定いただけますが、それぞれの開発手法、契約形態の特徴の親和性から、アジャイル開発ではラボ型契約が、ウォーターウォール開発とハイブリッド開発では受託型契約を選択されるクライアント様が多数を占めます。
ラボ型開発について: ラボ型開発 サービス
受託型開発について: 受託開発 サービス
ハイブリッドテクノロジーズが選ばれる理由
弊社ではクライアント企業様及びエンドユーザー様の声を聞き、UIUXを意識したビジネスデザインを行なっております。 テーマを決めて分析し、仮説を立ててビジネスデザインを行い、プロトタイピング、検証、フィードバックを受け、再度分析から始める。 この一連の流れを、アジャイルスクラム開発に精通した500名以上のエンジニアが高速で回していくことにより、最速でより良いものを実現していきます。 ハイブリッドテクノロジーズには市場の声を現実にするための仕組みとメンバーが揃っています。
システム開発の成功事例
システム開発での成功事例をご紹介します。
外国人の方の利用に特化した就職・進学ポータルサイト(株式会社GIG)
サービス内容
外国人の方の利用に特化した就職・進学ポータルサイト
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
今まで運用していたサイトが古く、メンテナンスが困難な状況だったことに加え、手作業で行っている部分が多くあるという背景からフルリニューアルで刷新することが課題であった。
目指したいサービス
今回開発する外国人向け就職・進学ポータルサイトにより、管理側および利用ユーザーにおいて以下の価値の提供を可能にすること。
・管理側は、アカウント情報の管理をシステム化し業務効率化を図ることができること。
・利用ユーザーは、多言語に対応した的確な情報をもとに就職・進学の手厚いサポートが受けられること。
クライアントの課題/要望
・開発部分のリソースが不足している
・予算やスケジュールに柔軟に対応していきたい
当社を選択していただいた理由
当社の幅広いリソースとスピード感を持った開発体制を評価いただいたこと
当社ご提案内容
外国人向け就職・進学ポータルサイトの開発
デザインや設計といった上流部分は、GIG社を中心に担当し、実装フェーズに移った際、円滑なスタートができるよう要件定義フェーズの一部において、日本人PMをアサインし、サポートしました。
実装フェーズではGIG社のライブラリを活用しつつ、ベトナムBrSEを中心にバックエンド、フロントエンドの開発を行いました。
まぐまぐ!リーダーアプリ (株式会社まぐまぐ)
https://www.mag2.com/app/reader/
サービス内容
まぐまぐ!で登録したメルマガコンテンツとまぐまぐ社が運営するメディアを手軽かつシームレスに閲覧できるスマートフォンアプリ「まぐまぐリーダー」
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
メルマガはメールのみ、メディアもそれぞれ独自のWebを持っているためユーザービリティが良くない点
目指したいサービス
まぐまぐ!で登録したメルマガコンテンツとまぐまぐ社が提供する4つのニュースメディアを横断して手軽かつシームレスに閲覧できるサービス
クライアントの課題/要望
・新規アプリ開発リソースの不足
当社を選択していただいた理由
内製での開発リソースを保持されていないことと、当社の幅広いリソースとスピード感を持った開発体制が、まぐまぐ様の開発ニーズに合致したため、当社を選ばれました。
当社ご提案内容
ラボ型(ストック)開発+保守にて提案
1.メルマガやニュースメディアといった多様なユースケースに、細やかに対応する開発体制
メールマガジン配信プラットフォーム事業の理解と学習から始まり、要件定義・設計・開発までをアジャイルスクラム開発で担当し、1週間ごとにクライアント様と成果物のレビュー会を行うことで、フィードバックを早いサイクルで受けることで、ユーザーの期待を超える価値体験を追求いたしました。 記事を読むという観点ではニュースサイトなどのメディアに分類されるサービスではありますが、既存の媒体がメールであるためにユースケースには多様性がありました。
2.毎日読む情報収集アプリとしてのファインダビリティとユーザービリティを考慮したUX・UI設計
メールアプリで閲覧するものだったメルマガをスマートフォンアプリで軽快に閲覧できる機能と、まぐまぐ社が提供する4つのニュースメディアを横断して閲覧できる機能を両立しつつ、スムーズに情報収集を行えるUX・UI設計を行いました。メインペルソナである多忙なサラリーマンの方の情報収集アプリとして、短時間での閲覧でも読みやすい視認性や可読性を重視した白基調の配色とタイポグラフィの設定を行い、ボタン類のアクション要素は見落とされない配色設計や、押しやすいサイズ設計、リアルタイムデータベースを使用した同期的な処理、まとめ読みや読み返しが快適にできるようにローカルデータベースを使用したオフラインファーストな設計をすることで既存サービスのユーザー体験をスマートフォンアプリでも損なわないように配慮しました。
Fimple Credit (H.I.F.株式会社)
https://www.hifcorp.co.jp/fimple-credit/
サービス内容
与信における企業信頼度を可視化するWEBサービス
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
難解な債権回収リスクの与信判断を、AIを活用して効率化・高精度化できるかという点
目指したいサービス
H.I.F社が独自に収集したデータを元に各企業の与信における信頼度をスコア化し、Web上で手軽に検索・確認することを可能にするサービスを目指しました。
クライアントの課題/要望
・開発リソースの不足
当社を選択していただいた理由
別案件での提案の際のデザイン案が非常に良かったことがあり、短納期の中でも充分に任せられるスピードとクオリティと判断頂き、当社を選ばれました。
当社ご提案内容
ラボ型(ストック)開発にて提案
密なコミニケーションで最適な上流設計を提案
デザイン作成と合わせて画面遷移図と、各画面の要件定義資料の作成を実施。開発フェーズを担当するベンダーへの詳細説明まで弊社が行うことでお客様のシステム開発全体が滞りなく進むよう配慮いたしました。 また短納期ということもあり、お客様からフィードバックをいただく機会を通常以上に密に設けました。早い段階での問題発見・方向修正を心がけ、最適なユーザー体験をクライアント企業様と一緒に、練り上げることができました。
Web 相談予約システムの新規構築(大手物流会社)
サービス内容
窓口相談を事前に予約できるWebアプリ
窓口での相談日時を利用者が事前に予約できるようにし、企業と顧客双方にとって利便性を向上するWebアプリの開発案件です。
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
利用者からの問い合わせは、常に窓口で対応している背景があり、
窓口で順に受け付けていたが、待ち時間が長く、顧客から不満の声が上がっていた。
目指したいサービス
・顧客の利便性(満足度)を向上すること。
・システム導入の周知により金融相談業務の認知度を向上させること
・システム導入による効率的な要員配置を目的として、顧客がWeb 上で事前に金融商品に関する相談日時を予約できるシステムを新たに構築すること
クライアントの課題/要望
・社内で開発体制を保持していないこと
・Salesforceを業務の基幹システムとして利用されているため、Saleforceでの機能開発が必須
・金額をミニマムに抑えながら安定的な運用を実現したい
当社を選択していただいた理由
・日本国内での開発より大きな価格メリットがあったこと
当社ご提案内容
受託型開発(フロー)にて提案
1.Salesforceを活用し、ミニマムコストでスピード感を持った機能開発
Salesforceを活用することで0からインフラを構築せずに素早く開発環境を作成することが出来ます。Salesforceの標準機能を基に必要な機能をカスタマイズして開発することで、スピーディな開発〜実装を可能としました。
2.プログラム実装前にプロトタイプ作成し、スピードを保ちつつ認識ギャップを防止
プログラム実装前にプロトタイプを作成することで、リリースというゴールまでスピード感を保ち、的確にコミュニケーションをおこないながら、認識ずれが生じないよう努めました。
3.Salesforce準拠のセキュリティ基準を担保
開発と合わせ、Salesforce準拠のテストコードを作成し、テストを実施することで、リリース後の不具合が発生しにくく、運用保守コストも抑えることができます。またすでにクライアント様が使用されているSalesforceの機能拡張のため、セキュリティー面は今までと同様のものが担保されます。安心感を持ってシステムをご使用いただき、クライアント様、エンドユーザー様双方からご好評いただいています。
まとめ
iOS上で動くiOSアプリは、Androidアプリと開発言語、開発環境、公開先などが異なります。iOSアプリ開発に必要な環境は、Xcode、開発言語はSwiftやJavaが使われています。iOSアプリの開発手順は、企画、アプリ画面の制作、開発、動作テスト、リリースという流れです。失敗要因としては、要件定義が不十分なことや、必要コストを把握していないことなどが挙げられます。iOSアプリ開発が予定通りに進められず、行き詰まったときには、エンジニア専用のQ&Aサイトを活用するのもおすすめです。また、自社に開発できる十分なリソースがなければ、外注する方法も検討してみましょう。