スマホアプリを開発するには?セキュリティ対策や開発手順についても解説
スマホアプリ開発を検討されている開発部門のご担当者に向けて、スマホアプリに必要なものや準備、開発費用、使用する開発言語やツールについて解説します。具体的な手順やセキュリティ対策についても説明していますので参考にしてください。
スマホアプリ開発とは?
AndroidとiPhoneなどのスマホで動くソフトを開発することです。スマホは画面の大きさや操作性など、さまざまな面でパソコンと異なるため、スマホアプリはそれらの違いを考慮して作られています。また、スマホのOSによってそれぞれ開発環境や方法が異なります。
現在のスマホアプリの動向
私たちが毎日のように利用しているスマホアプリは、登場してから14年が経過しました。電話やスケジュールなどのアプリから始まり、スマホゲーム、SNS、さらにフードデリバリーサービスなど、スマホアプリは今や私たちの生活にすっかり溶け込んでいます。スマホアプリの開発環境はこの14年間で大きく変化しており、小売、銀行、旅行、エンターテインメントなど、あらゆる業界で大切な役割を担っています。
新型コロナウイルス拡大により、自宅で過ごす時間が増えたことからスマホを触る時間が以前より増えた人も多いことが、アプリのダウンロード数増加の要因ともなりました。そのためスマホで快適にアプリを使えるように、モバイル・ファースト戦略を採用する企業間でアプリの開発競争が激化しています。近年ではスマホを使用したキャッシュレス化やQRコード決済の伸びが顕著です。
スマホアプリ開発の難易度
個人でスマホアプリを開発できれば挑戦してみたいと思っている人も多いことでしょう。
しかし、プログラミング初心者でもアプリを開発することは可能でしょうか。
結論としては、プログラミング初心者でも可能です。実際、初心者から始めてスマホアプリ開発者として活躍している方も多数います。ただし、プログラミングを全く知らない人がアプリを開発するのは決して簡単なことではありません。スマホアプリ開発に関する参考書を見ると、どれも分厚い本ばかりですが、それほど多くの知識が必要ということです。
さらにスマホアプリ開発に限りませんが、プログラミングの知識は実践しながら習得していくものです。特にプログラミングの習い始めの頃はエラーが発生することが多く、本を読んだり、ネットで調べたりしても解決できないこともあります。
スマホアプリ開発を習得するには、覚えなければならないことが非常に多いため、プログラミング初心者からスタートするのは、大変な行程といえるでしょう。
ユーザーがスマホアプリに期待していること
スマホユーザーがスマホで使えるアプリに期待していることは、利便性・効率性と、安全性・セキュリティです。それぞれについて解説します。
利便性・効率性
スマホアプリに期待することは、まず利便性と効率性が挙げられます。例えば、これまでは、銀行で手続きが必要な取引は、店舗の窓口で行うことが一般的でした。しかし、今では窓口に行かなくても手続きすることが可能です。顧客の非対面ニーズに対応するため、オンライン上で手続きをすべて完了できるところまで実現できました。また、効率面ではよりスムーズに動作できるように、ユーザーが使いやすいようなレイアウトや動作への改善を図ることが求められます。
安全性・セキュリティ
スマホアプリには機能や操作性だけでなく、セキュリティ面も求められます。サービスを提供する事業者にセキュリティ対策を求めるのは当然のことです。パソコンのような機能をもつ便利なスマホですが、パソコンと同様にセキュリティ対策が十分でないと、ウイルスに感染したり、個人情報が盗まれたりするリスクがあります。個人情報を登録したり、金融機関と連携したり、など重要な情報資産を扱うサービスの場合、悪意のある攻撃者のターゲットになるリスクが高まるでしょう。
個人情報を脅かす方法は日々変化しており、それに伴いより強固なセキュリティ対策が求められます。事業者側としては、ユーザーに安心安全なサービスを提供するために、万が一の場合のセーフガードが必要です。セキュリティ対策が万全でないと、ユーザーに迷惑をかけるだけでなく、自社の信頼も損なうでしょう。あらかじめ懸念される問題を洗いだし、十分なセキュリティ対策のもとスマホアプリ開発を進めましょう。
スマホアプリ開発のセキュリティ対策について
スマホアプリ開発のセキュリティ対策は、アプリのテストを実施するテスターやデバッカーという職種の人が担当するケースが一般的です。しかしエンジニアやプログラマーももちろんセキュリティ対策は意識しなければならず、テスターと連携しながら、アプリ開発を完了することが重要です。
スマホアプリのテスターは、アプリ動作に不具合がないかテストを行い、エラー内容や結果を報告します。スマホアプリテストは、支援ツールを利用すると自動化させることも可能です。
つぎにチート対策もセキュリティ対策の一つです。チートとは、例えばゲームのプログラムや通信内容を不正に改造して、ゲームバランスを崩壊させる迷惑な行為を指します。そこで対策として、サービス運営側はサービス内を巡回し、チートプレイを行った違反者にペナルティを与えるなどで対応します。
スマホアプリのデバッグとは、プログラムの不具合や欠陥などのバグを見つけ、取り除いて修正することです。スマホアプリに動作の不具合が見つかった場合、アプリの開発者はテスターからその旨の報告を受け、プログラムのバグを修正するデバック作業を行います。
スマホアプリ開発に必要な動作環境
スマホアプリはiPhone向けとAndroid向けの2種類があります。それぞれのアプリで開発に必要なモノを確認しておきましょう。
iPhoneアプリ | Androidアプリ | |
---|---|---|
パソコン(OS) | Mac | Windows または Mac |
動作環境 | ios端末 (またはエミュレーター) |
Android端末 (またはエミュレーター) |
まず開発に必須のパソコンですが、Macはどちらのアプリも開発できます。WindowsのパソコンではAndroidアプリしか開発できません。そのためiPhoneアプリを開発する場合はMacを購入するようにしましょう。
次に動作確認で必要な環境ですが、仮想環境のエミュレーターを利用すればパソコン上でも確認できます。ただし実際の動作と異なる場合もあるため、アプリのOSを搭載した端末を使うのがおすすめです。
ちなみにアプリの配信費用は、iPhoneアプリをApp Storeで配信する場合は11,800円/年、AndroidアプリをGooglePlayで配信する場合、初回のみ$25がかかります。
関連リンク:アプリ開発費用はいくらかかる?費用の内訳やコスト削減方法などを解説
スマホアプリ開発に必要なプログラミング言語
ここではスマホアプリ開発にどのような言語が使われるのか見ていきましょう。
iPhoneアプリ開発に使用できるプログラミング言語
iPhoneアプリの開発には、主にSwiftが使われています。Swiftは、Apple社が2014年にiOSアプリ開発向けに開発した言語です。従来はObjective-Cという言語を使用していましたが、独特な言語で扱いにくい部分がありました。そこでアプリをより簡単に開発できるようにと開発されたのがSwiftです。Swiftはスクリプト言語に近い形で設計できるため馴染みやすく、動作も軽いのでプログラミング作業がしやすい言語です。
また、Webアプリケーションも作れるなど、汎用性の高さにも定評があり、今後は幅広い分野で利用が拡大することが予想されます。Apple社もSwiftを推奨しており、iPhoneアプリ開発では主流のプログラミング言語といえるでしょう。
関連リンク:iOSアプリを開発する手順とは?成功させる方法まで紹介!
Androidアプリ開発に使用できるプログラミング言語
Androidアプリの開発には、主に以下の3つが使われています。
- Java
- Kotlin
- Python
Javaは、Androidアプリ開発の元祖といわれているほど、長い歴史を誇る言語です。難易度は他の言語と比べて高めではありますが、長く使用されている分関連情報も多いため、情報を入手しやすいこともメリットといえます。
Kotlinは、Javaから派生して作られた言語です。Google社が公認しているため、Androidアプリ開発でKotlinを利用する人が増えており、人気上昇中です。シンプルなコードがわかりやすく、初心者にも人気があります。
Pythonは、主にWeb開発で使われますが、Androidアプリ開発にも使うことができる、汎用性の高いプログラミング言語です。シンプルな文法でコードをすっきりと書けるため、プログラミング初心者も覚えやすい言語です。
関連リンク:Androidアプリを開発する流れを完全ガイド!収益化のポイントも解説
スマホアプリ開発に必要なツール
スマホアプリ開発には環境構築を行うための開発ツールが必要です。ここではiPhoneアプリ、Androidアプリそれぞれの開発に適した開発環境を確認しておきましょう。
iPhoneアプリ開発の場合
iPhoneアプリ開発には、主にXcodeが使われています。XcodeはApple社が開発したMac専用の統合開発環境で、多彩な機能が備わっています。例えば、Playgroundという機能は、プログラムを実行しなくても動作確認できるため、この機能を使えば、ソースコードを記述しながらミスを検出できます。
XcodeのインストールはMacのパソコンに限りますが、XcodeがあればApple社製品のアプリならほとんど何でも作ることが可能です。
Androidアプリ開発の場合
Androidアプリ開発には、Google社推奨のAndroid Studioを使います。Android自体もGoogleが開発しているものなので、公式の開発ツールとなります。Androidアプリ開発では、従来はEclipsやADTといったツールの組み合わせで開発を行うのが主流となっていました。しかし、Google社がAndroidStudioをリリースし、これまでのEclips・ADTと同様の開発環境を実現できたのです。入力途中にキーワード候補を表示する機能があるため、コーディングを素早くできるのが特徴です。
スマホアプリの開発手順
スマホアプリの開発は、以下の6ステップで進めます。
1.要件定義
↓
2.基本設計
↓
3.詳細設計
↓
4.開発
↓
5.動作テスト
↓
6.リリース
要件定義では、アプリの目的や必要な機能を決め、開発目標を明確にします。要件定義はこの後につづくステップに関わってくるので、慎重に行うことが大切です。
要件定義のつぎは、要件定義に決めた内容をより具体化していく設計作業に入ります。まず外部設計とも呼ばれる基本設計では、ワイヤーフレームやデザインなど、ユーザーの目に触れやすい部分の設計を行います。そのあとの詳細設計は、基本設計で決めた内容をプログラマーが分かるように設計書に落とし込んでいくステップです。
設計が終わったら開発に入り、設計内容を元にプログラミングを進めていきます。なお、端末のOSにより開発環境やプログラム言語などが異なります。
開発終了後に行うテストは、画面レイアウトや操作時の動作、処理速度などに問題ないかを確認するステップです。テスト結果に問題が見つからなければ、リリースとなります。
関連リンク:アプリ開発の企画プロセスとは?費用を抑える方法と開発手法を解説
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スマホアプリは外注がおすすめ
スマホアプリ開発には、開発に適したパソコン、開発環境など用意するものがいろいろあります。そして、要件定義から始まり、設計、開発、テストを経てリリースとなりますが、必要なスキルはもちろん、時間もかなりかかります。アプリの種類にもよりますが、開発にかかる時間は短くとも4ヶ月以上です。
スマホアプリ開発を自社で行うには、経験豊富な技術者や開発に適した環境など、余裕のあるリソースとスケジュール調整が必要になります。優秀なエンジニアやプログラマーが自社内にいない場合は、アプリ制作を専門の開発会社に外注するという方法もあります。外注は、何といってもアプリ開発専門のプロに依頼できるため、品質の高いアプリを効率よく制作できることがメリットです。
アプリ開発を予定されているのであれば、外注を選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
ハイブリッドテクノロジーズの提供サービス
ハイブリッドテクノロジーズでは、ビジネスデザイン、UIUXデザイン、設計、実装、テスト、リリース、運用、保守まで一気通貫してサービスを提供しております。500名以上の経験豊富なエンジニアにより、迅速かつ高品質なシステム開発が可能です。 アジャイル開発、ウォーターウォール開発、ハイブリッド開発と言った様々な開発手法に対応しており、契約形態に関しましてもラボ型契約と受託型契約の2つから選択いただけます。お客様の状況や開発内容に応じて、開発手法と契約形態を柔軟にご指定いただけますが、それぞれの開発手法、契約形態の特徴の親和性から、アジャイル開発ではラボ型契約が、ウォーターウォール開発とハイブリッド開発では受託型契約を選択されるクライアント様が多数を占めます。
ラボ型開発について: ラボ型開発 サービス
受託型開発について: 受託開発 サービス
ハイブリッドテクノロジーズが選ばれる理由
弊社ではクライアント企業様及びエンドユーザー様の声を聞き、UIUXを意識したビジネスデザインを行なっております。 テーマを決めて分析し、仮説を立ててビジネスデザインを行い、プロトタイピング、検証、フィードバックを受け、再度分析から始める。 この一連の流れを、アジャイルスクラム開発に精通した500名以上のエンジニアが高速で回していくことにより、最速でより良いものを実現していきます。 ハイブリッドテクノロジーズには市場の声を現実にするための仕組みとメンバーが揃っています。
システム開発の成功事例
システム開発での成功事例をご紹介します。
外国人の方の利用に特化した就職・進学ポータルサイト(株式会社GIG)
サービス内容
外国人の方の利用に特化した就職・進学ポータルサイト
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
今まで運用していたサイトが古く、メンテナンスが困難な状況だったことに加え、手作業で行っている部分が多くあるという背景からフルリニューアルで刷新することが課題であった。
目指したいサービス
今回開発する外国人向け就職・進学ポータルサイトにより、管理側および利用ユーザーにおいて以下の価値の提供を可能にすること。
・管理側は、アカウント情報の管理をシステム化し業務効率化を図ることができること。
・利用ユーザーは、多言語に対応した的確な情報をもとに就職・進学の手厚いサポートが受けられること。
クライアントの課題/要望
・開発部分のリソースが不足している
・予算やスケジュールに柔軟に対応していきたい
当社を選択していただいた理由
当社の幅広いリソースとスピード感を持った開発体制を評価いただいたこと
当社ご提案内容
外国人向け就職・進学ポータルサイトの開発
デザインや設計といった上流部分は、GIG社を中心に担当し、実装フェーズに移った際、円滑なスタートができるよう要件定義フェーズの一部において、日本人PMをアサインし、サポートしました。
実装フェーズではGIG社のライブラリを活用しつつ、ベトナムBrSEを中心にバックエンド、フロントエンドの開発を行いました。
まぐまぐ!リーダーアプリ (株式会社まぐまぐ)
https://www.mag2.com/app/reader/
サービス内容
まぐまぐ!で登録したメルマガコンテンツとまぐまぐ社が運営するメディアを手軽かつシームレスに閲覧できるスマートフォンアプリ「まぐまぐリーダー」
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
メルマガはメールのみ、メディアもそれぞれ独自のWebを持っているためユーザービリティが良くない点
目指したいサービス
まぐまぐ!で登録したメルマガコンテンツとまぐまぐ社が提供する4つのニュースメディアを横断して手軽かつシームレスに閲覧できるサービス
クライアントの課題/要望
・新規アプリ開発リソースの不足
当社を選択していただいた理由
内製での開発リソースを保持されていないことと、当社の幅広いリソースとスピード感を持った開発体制が、まぐまぐ様の開発ニーズに合致したため、当社を選ばれました。
当社ご提案内容
ラボ型(ストック)開発+保守にて提案
1.メルマガやニュースメディアといった多様なユースケースに、細やかに対応する開発体制
メールマガジン配信プラットフォーム事業の理解と学習から始まり、要件定義・設計・開発までをアジャイルスクラム開発で担当し、1週間ごとにクライアント様と成果物のレビュー会を行うことで、フィードバックを早いサイクルで受けることで、ユーザーの期待を超える価値体験を追求いたしました。 記事を読むという観点ではニュースサイトなどのメディアに分類されるサービスではありますが、既存の媒体がメールであるためにユースケースには多様性がありました。
2.毎日読む情報収集アプリとしてのファインダビリティとユーザービリティを考慮したUX・UI設計
メールアプリで閲覧するものだったメルマガをスマートフォンアプリで軽快に閲覧できる機能と、まぐまぐ社が提供する4つのニュースメディアを横断して閲覧できる機能を両立しつつ、スムーズに情報収集を行えるUX・UI設計を行いました。メインペルソナである多忙なサラリーマンの方の情報収集アプリとして、短時間での閲覧でも読みやすい視認性や可読性を重視した白基調の配色とタイポグラフィの設定を行い、ボタン類のアクション要素は見落とされない配色設計や、押しやすいサイズ設計、リアルタイムデータベースを使用した同期的な処理、まとめ読みや読み返しが快適にできるようにローカルデータベースを使用したオフラインファーストな設計をすることで既存サービスのユーザー体験をスマートフォンアプリでも損なわないように配慮しました。
Fimple Credit (H.I.F.株式会社)
https://www.hifcorp.co.jp/fimple-credit/
サービス内容
与信における企業信頼度を可視化するWEBサービス
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
難解な債権回収リスクの与信判断を、AIを活用して効率化・高精度化できるかという点
目指したいサービス
H.I.F社が独自に収集したデータを元に各企業の与信における信頼度をスコア化し、Web上で手軽に検索・確認することを可能にするサービスを目指しました。
クライアントの課題/要望
・開発リソースの不足
当社を選択していただいた理由
別案件での提案の際のデザイン案が非常に良かったことがあり、短納期の中でも充分に任せられるスピードとクオリティと判断頂き、当社を選ばれました。
当社ご提案内容
ラボ型(ストック)開発にて提案
密なコミニケーションで最適な上流設計を提案
デザイン作成と合わせて画面遷移図と、各画面の要件定義資料の作成を実施。開発フェーズを担当するベンダーへの詳細説明まで弊社が行うことでお客様のシステム開発全体が滞りなく進むよう配慮いたしました。 また短納期ということもあり、お客様からフィードバックをいただく機会を通常以上に密に設けました。早い段階での問題発見・方向修正を心がけ、最適なユーザー体験をクライアント企業様と一緒に、練り上げることができました。
Web 相談予約システムの新規構築(大手物流会社)
サービス内容
窓口相談を事前に予約できるWebアプリ
窓口での相談日時を利用者が事前に予約できるようにし、企業と顧客双方にとって利便性を向上するWebアプリの開発案件です。
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
利用者からの問い合わせは、常に窓口で対応している背景があり、
窓口で順に受け付けていたが、待ち時間が長く、顧客から不満の声が上がっていた。
目指したいサービス
・顧客の利便性(満足度)を向上すること。
・システム導入の周知により金融相談業務の認知度を向上させること
・システム導入による効率的な要員配置を目的として、顧客がWeb 上で事前に金融商品に関する相談日時を予約できるシステムを新たに構築すること
クライアントの課題/要望
・社内で開発体制を保持していないこと
・Salesforceを業務の基幹システムとして利用されているため、Saleforceでの機能開発が必須
・金額をミニマムに抑えながら安定的な運用を実現したい
当社を選択していただいた理由
・日本国内での開発より大きな価格メリットがあったこと
当社ご提案内容
受託型開発(フロー)にて提案
1.Salesforceを活用し、ミニマムコストでスピード感を持った機能開発
Salesforceを活用することで0からインフラを構築せずに素早く開発環境を作成することが出来ます。Salesforceの標準機能を基に必要な機能をカスタマイズして開発することで、スピーディな開発〜実装を可能としました。
2.プログラム実装前にプロトタイプ作成し、スピードを保ちつつ認識ギャップを防止
プログラム実装前にプロトタイプを作成することで、リリースというゴールまでスピード感を保ち、的確にコミュニケーションをおこないながら、認識ずれが生じないよう努めました。
3.Salesforce準拠のセキュリティ基準を担保
開発と合わせ、Salesforce準拠のテストコードを作成し、テストを実施することで、リリース後の不具合が発生しにくく、運用保守コストも抑えることができます。またすでにクライアント様が使用されているSalesforceの機能拡張のため、セキュリティー面は今までと同様のものが担保されます。安心感を持ってシステムをご使用いただき、クライアント様、エンドユーザー様双方からご好評いただいています。
まとめ
スマホアプリ開発に必要なものは、スマホのOSによって異なります。プログラミング言語と開発ツールは、iPhoneアプリがSwiftとXcode、AndroidアプリではJavaやKotlin、Android Studioが一般的に使われています。開発手順は、要件定義、基本設計、詳細設計、開発、テスト、リリースの6ステップです。中でもアプリの目的や必要な機能を決める要件定義は重要なプロセスですので、じっくりと検討して決定しましょう。
また、スマホアプリはセキュリティ対策がしっかり行われていないと、個人情報が盗まれるなどのリスクがあるため、スマホアプリ開発は十分なセキュリティ対策のもと進めることが重要です。