サプライチェーン開発とは?サプライチェーンマネジメントのメリット・デメリットまで解説
自社の各部署や取引先企業などと連携してサプライチェーンを見直し、改善することを「サプライチェーンマネジメント」と言います。本記事では、サプライチェーンが抱える課題や、サプライチェーンマネジメントのメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。
サプライチェーンとは?
サプライチェーン(Supply Chain)とは、商品を開発・製造して消費者の手元に届けるまでの一連の流れを指します。サプライ(Supply)には「供給」という意味があり、チェーン(Chain)には「鎖・連鎖」といった意味があります。消費者に商品が供給されるまでの流れという意味合いで、サプライチェーンという言葉が使われるようになりました。
バリューチェーンとの違い
サプライチェーンと似たような言葉として「バリューチェーン」があります。バリューチェーンとは、商品が消費者の手元に届くまでに関わる部門や、それをサポートする部門において、各部門がどのくらいの付加価値を生み出したのかを分析することです。 サプライチェーンとバリューチェーンの違いをまとめたのが以下の表です。
バリューチェーン | サプライチェーン | |
---|---|---|
意味 | 部門ごとの付加価値 | 商品を供給するまでの流れ |
注目する対象 |
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|
バリューチェーンで各部門の付加価値に注目すれば、コストを削減すべき部門が把握できたり、部門ごとの強みや弱みが把握できたりといったメリットが得られます。今後の予算計画や販売計画を検討する上で役立つでしょう。
それに対してサプライチェーンとは、商品が消費者の元に届くまでの流れに注目するものであり、他社と比較した際の強みや弱みを分析する際に役立ちます。
バリューチェーンとサプライチェーンでは、注目する対象や、分析する際の方向性が異なると言えるでしょう。
サプライチェーンの具体的な事例
生活用品などを取り扱う大手化学メーカーである花王株式会社では、1年間で約21億個もの商品を国内で販売しています。生産した商品を効率的かつ確実に店頭まで運ぶためには、物流部門の働きが欠かせません。
質の高いサプライチェーンの構築を行うために、花王は「ロジスティクス部門」を立ち上げました。ロジスティクス部門では、商品の供給に関連するプロセスを統合・管理する取り組みに力を入れています。所属するエンジニアによって、物流管理や需要予測を行うための技術開発がされています。
また、卸売店を介さずに、全国にある約8万店へ自ら製品を届けるユニークな配送方法を取り入れています。国内にある21箇所の物流拠点に商品が集められ、受注から24時間以内に各小売店に納品することが可能です。この取り組みにより欠品を防ぎ、サプライチェーン全体にある在庫数を適正に保つための体制を構築しています。
出典:花王株式会社
https://www.kao.co.jp/employment/kao/work/logi/
サプライチェーンの抱える課題
サプライチェーンが複雑化しており、全体把握が困難である
サプライチェーンは複数の関係者や部門で成り立っていることから、全体を把握することが難しい傾向にあります。特に海外から原料や部品・人手を調達している場合や、商品を海外に輸出する場合には、サプライチェーンがグローバル化し、より複雑になるでしょう。
サプライチェーンが複雑化すると、問題が起きた時の対応が遅れたり、より良いサプライチェーンを構築するための取り組みが難しくなったりなどの危険性が生じます。また、感染症や自然災害などのトラブルが起きた際は、複雑化した環境の中で対応を行わなくてはなりません。
環境に優しくない
温室効果ガスの排出削減目標である「SBT(Science Based Targets)」とは、世界の気温上昇を規定よりも抑えることを目指す「パリ協定」とも関連する世界的な基準です。この目標に取り組む上で、温室効果ガスを大量に排出するサプライチェーンがネックになると考えられています。
温室効果ガスの排出量の少ないサプライチェーンを構築することは、各企業における重要な課題と言えるでしょう。
参照:環境省 グリーン・バリューチェーンプラットフォーム:国際的な取組
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/intr_trends.html
参照:サプライチェーン全体の脱炭素化に向けた支援事業への参加企業を決定しました | 報道発表資料 | 環境省
https://www.env.go.jp/press/109886.html
輸送コストが大きくなっている
ロシアによるウクライナ侵攻や、新型コロナウイルスの感染拡大などによって、国際的な物流に混乱が生じています。輸送コストの高騰が続き、その影響を受けている企業も少なくありません。また、海外からの納品が遅延となり、対応に追われているという企業も少なくないでしょう。
サプライチェーンに関わる上では、このような社会情勢にも対応する必要があることを把握しておく必要があります。
参照:2022年も輸送費の高騰が継続の見込み、現地日系物流企業に聞く(中東) | 地域・分析レポート – 海外ビジネス情報 – ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2022/be5777c0a187ed45.html
サプライチェーンマネジメント(SCM)とは?
サプライチェーンマネジメント(Supply Chain Management・SCM)とは、他部署や他の企業と連携してサプライチェーンの見直しを行い、商品の供給をより良い形で行えるようマネジメントすることです。自社内におけるマネジメントとは異なり、多くの企業・関係者が関わりながら、サプライチェーン全体の改善を目指します。
サプライチェーンマネジメントの需要が増加している背景
消費者のニーズの多様化により、需要を予測して適切な量の商品を供給することが難しくなりました。そこで、生産量や供給量・在庫数の適正化によって適切な供給量となるよう調整するために、サプライチェーンマネジメントに注目が集まっています。IT技術による需要予測を取り入れ、より良いサプライチェーンを構築しようという動きが生まれています。
サプライチェーンマネジメントのメリット
在庫管理を最適化することができる
在庫数を適切に保つことは製造に関わる多くの企業にとって重要です。消費者の需要に対して生産数が少なければ、商品を売るチャンスを逃してしまいます。反対に生産数が多過ぎて廃棄を行えば、製造にかけたコストが無駄になってしまうでしょう。また、余剰在庫を抱えれば経年劣化によって商品の価値が減少したり、倉庫の場所を取ったりといった問題も発生します。
サプライチェーンマネジメントを行うシステムを導入すると、在庫が把握しやすくなります。小売店や倉庫・生産部門など、サプライチェーン全体の在庫を把握して余剰在庫を減らし、無駄のない経営を行います。
リードタイムを削減できる
小売店で商品の在庫を切らしてしまうと、販売する機会の損失につながります。そのため、多くの企業が在庫を切らさないことを心がけていますが、小売店の販売スペースや倉庫にも限りがあるため、早い段階で大量に商品を発送しておくことは困難です。
サプライチェーンマネジメントを行えば、小売店の在庫数を把握することもできます。小売店の在庫数が減っていることに気づけば、すぐに発送作業に取り掛かることも可能です。納品されるまでの時間が短縮され、在庫切れのリスクも軽減されるでしょう。
売上を最大化できる
これまでに解説した在庫数の適正化やリードタイムの削減によって、商品を販売する機会を逃すことを防ぎます。サプライチェーンマネジメントを行ってできる限りの売上を確保すれば、業績が上がることも期待できるでしょう。
また、サプライチェーン全体を戦略的に把握することによって、新たな課題や改善策に気づきやすくなります。各工程にかかる無駄なコストを削減するなどの取り組みも行いやすくなるでしょう。無駄なコストを削減できれば、利益として残るお金を増やすこともできます。
サプライチェーンマネジメントのデメリット
サプライチェーンマネジメントにはメリットが多くありますが、デメリットも存在します。システムの導入を成功させるために、前もってデメリットも確認しておきましょう。
システム開発・導入には時間的・金銭的コストがかかる
サプライチェーンマネジメントシステムを導入するためには、多くのコストが必要です。サプライチェーン全体のマネジメントを行うものであり、生産部門や購買部門・営業部門など、多くの関係者が使用するものであることから、大がかりな取り組みが求められます。 製造を外注している企業や、販売を行う小売店なども含めれば、導入までに多くの時間的・金銭的なコストが発生することとなるでしょう。
システムの導入後も、継続的な保守が必要です。また、現場の社員がシステムを適切に利用しているかどうか気にかけたり、現場の協力を仰いだりする時間も視野に入れておく必要があるでしょう。
システム開発・導入には専門的な人材が必要である
前項で解説した通り、サプライチェーンマネジメントに関わるシステム開発は大がかりなものとなります。IT技術に精通していることはもちろん、課題を見つけて適切にプロジェクトを進行する能力を持つ人材が求められます。
サプライチェーンは多くの要素が絡み合う分野であるため、余剰在庫や輸送コストといった表面的に見える課題はもちろん、非効率な工程や業務配分といった潜在的な課題も存在します。数多くの関係者がいる中でそれらの課題の本質を把握し、プロジェクトを進行させるのは、簡単なことではありません。
システムを開発する際は開発工程そのものだけではなく、事前にヒアリングを行うことや、システムに求める機能を定義することが非常に重要とされています。それらの工程を適切に進められなければ、思うようなシステムにならなかったり、開発コストが増加したりといった結果に終わることもあるでしょう。
サプライチェーンマネジメントシステムを開発・導入する際はこれらのリスクを認識し、質の高い人材がプロジェクトを担当することが重要です。
システム開発には外部リソースの活用がおすすめ
サプライチェーンシステムの開発には多くの時間を要するため、社内の人材だけで開発を行うのは現実的ではありません。IT技術に関する専門性を持ち、プロジェクトを進行する能力も備えていることが求められると考えれば、外部の企業に委託するのが理想的と言えます。信頼のおける企業に委託することで、高い品質のシステムをスピーディーに手に入れることができるでしょう。
ハイブリッドテクノロジーズはシステム開発の豊富な実績があります。また、豊富な人材やノウハウのもと、クライアント企業のシステム開発・導入をサポートします。
ハイブリッドテクノロジーズの提供サービス
ハイブリッドテクノロジーズでは、ビジネスデザイン、UIUXデザイン、設計、実装、テスト、リリース、運用、保守まで一気通貫してサービスを提供しております。500名以上の経験豊富なエンジニアにより、迅速かつ高品質なシステム開発が可能です。 アジャイル開発、ウォーターウォール開発、ハイブリッド開発と言った様々な開発手法に対応しており、契約形態に関しましてもラボ型契約と受託型契約の2つから選択いただけます。お客様の状況や開発内容に応じて、開発手法と契約形態を柔軟にご指定いただけますが、それぞれの開発手法、契約形態の特徴の親和性から、アジャイル開発ではラボ型契約が、ウォーターウォール開発とハイブリッド開発では受託型契約を選択されるクライアント様が多数を占めます。
ラボ型開発について: ラボ型開発 サービス
受託型開発について: 受託開発 サービス
ハイブリッドテクノロジーズが選ばれる理由
弊社ではクライアント企業様及びエンドユーザー様の声を聞き、UIUXを意識したビジネスデザインを行なっております。 テーマを決めて分析し、仮説を立ててビジネスデザインを行い、プロトタイピング、検証、フィードバックを受け、再度分析から始める。 この一連の流れを、アジャイルスクラム開発に精通した500名以上のエンジニアが高速で回していくことにより、最速でより良いものを実現していきます。 ハイブリッドテクノロジーズには市場の声を現実にするための仕組みとメンバーが揃っています。
システム開発の成功事例
システム開発での成功事例をご紹介します。
外国人の方の利用に特化した就職・進学ポータルサイト(株式会社GIG)
サービス内容
外国人の方の利用に特化した就職・進学ポータルサイト
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
今まで運用していたサイトが古く、メンテナンスが困難な状況だったことに加え、手作業で行っている部分が多くあるという背景からフルリニューアルで刷新することが課題であった。
目指したいサービス
今回開発する外国人向け就職・進学ポータルサイトにより、管理側および利用ユーザーにおいて以下の価値の提供を可能にすること。
・管理側は、アカウント情報の管理をシステム化し業務効率化を図ることができること。
・利用ユーザーは、多言語に対応した的確な情報をもとに就職・進学の手厚いサポートが受けられること。
クライアントの課題/要望
・開発部分のリソースが不足している
・予算やスケジュールに柔軟に対応していきたい
当社を選択していただいた理由
当社の幅広いリソースとスピード感を持った開発体制を評価いただいたこと
当社ご提案内容
外国人向け就職・進学ポータルサイトの開発
デザインや設計といった上流部分は、GIG社を中心に担当し、実装フェーズに移った際、円滑なスタートができるよう要件定義フェーズの一部において、日本人PMをアサインし、サポートしました。
実装フェーズではGIG社のライブラリを活用しつつ、ベトナムBrSEを中心にバックエンド、フロントエンドの開発を行いました。
まぐまぐ!リーダーアプリ (株式会社まぐまぐ)
https://www.mag2.com/app/reader/
サービス内容
まぐまぐ!で登録したメルマガコンテンツとまぐまぐ社が運営するメディアを手軽かつシームレスに閲覧できるスマートフォンアプリ「まぐまぐリーダー」
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
メルマガはメールのみ、メディアもそれぞれ独自のWebを持っているためユーザービリティが良くない点
目指したいサービス
まぐまぐ!で登録したメルマガコンテンツとまぐまぐ社が提供する4つのニュースメディアを横断して手軽かつシームレスに閲覧できるサービス
クライアントの課題/要望
・新規アプリ開発リソースの不足
当社を選択していただいた理由
内製での開発リソースを保持されていないことと、当社の幅広いリソースとスピード感を持った開発体制が、まぐまぐ様の開発ニーズに合致したため、当社を選ばれました。
当社ご提案内容
ラボ型(ストック)開発+保守にて提案
1.メルマガやニュースメディアといった多様なユースケースに、細やかに対応する開発体制
メールマガジン配信プラットフォーム事業の理解と学習から始まり、要件定義・設計・開発までをアジャイルスクラム開発で担当し、1週間ごとにクライアント様と成果物のレビュー会を行うことで、フィードバックを早いサイクルで受けることで、ユーザーの期待を超える価値体験を追求いたしました。 記事を読むという観点ではニュースサイトなどのメディアに分類されるサービスではありますが、既存の媒体がメールであるためにユースケースには多様性がありました。
2.毎日読む情報収集アプリとしてのファインダビリティとユーザービリティを考慮したUX・UI設計
メールアプリで閲覧するものだったメルマガをスマートフォンアプリで軽快に閲覧できる機能と、まぐまぐ社が提供する4つのニュースメディアを横断して閲覧できる機能を両立しつつ、スムーズに情報収集を行えるUX・UI設計を行いました。メインペルソナである多忙なサラリーマンの方の情報収集アプリとして、短時間での閲覧でも読みやすい視認性や可読性を重視した白基調の配色とタイポグラフィの設定を行い、ボタン類のアクション要素は見落とされない配色設計や、押しやすいサイズ設計、リアルタイムデータベースを使用した同期的な処理、まとめ読みや読み返しが快適にできるようにローカルデータベースを使用したオフラインファーストな設計をすることで既存サービスのユーザー体験をスマートフォンアプリでも損なわないように配慮しました。
Fimple Credit (H.I.F.株式会社)
https://www.hifcorp.co.jp/fimple-credit/
サービス内容
与信における企業信頼度を可視化するWEBサービス
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
難解な債権回収リスクの与信判断を、AIを活用して効率化・高精度化できるかという点
目指したいサービス
H.I.F社が独自に収集したデータを元に各企業の与信における信頼度をスコア化し、Web上で手軽に検索・確認することを可能にするサービスを目指しました。
クライアントの課題/要望
・開発リソースの不足
当社を選択していただいた理由
別案件での提案の際のデザイン案が非常に良かったことがあり、短納期の中でも充分に任せられるスピードとクオリティと判断頂き、当社を選ばれました。
当社ご提案内容
ラボ型(ストック)開発にて提案
密なコミニケーションで最適な上流設計を提案
デザイン作成と合わせて画面遷移図と、各画面の要件定義資料の作成を実施。開発フェーズを担当するベンダーへの詳細説明まで弊社が行うことでお客様のシステム開発全体が滞りなく進むよう配慮いたしました。 また短納期ということもあり、お客様からフィードバックをいただく機会を通常以上に密に設けました。早い段階での問題発見・方向修正を心がけ、最適なユーザー体験をクライアント企業様と一緒に、練り上げることができました。
Web 相談予約システムの新規構築(大手物流会社)
サービス内容
窓口相談を事前に予約できるWebアプリ
窓口での相談日時を利用者が事前に予約できるようにし、企業と顧客双方にとって利便性を向上するWebアプリの開発案件です。
サービス上の課題/目指したいサービス
課題
利用者からの問い合わせは、常に窓口で対応している背景があり、
窓口で順に受け付けていたが、待ち時間が長く、顧客から不満の声が上がっていた。
目指したいサービス
・顧客の利便性(満足度)を向上すること。
・システム導入の周知により金融相談業務の認知度を向上させること
・システム導入による効率的な要員配置を目的として、顧客がWeb 上で事前に金融商品に関する相談日時を予約できるシステムを新たに構築すること
クライアントの課題/要望
・社内で開発体制を保持していないこと
・Salesforceを業務の基幹システムとして利用されているため、Saleforceでの機能開発が必須
・金額をミニマムに抑えながら安定的な運用を実現したい
当社を選択していただいた理由
・日本国内での開発より大きな価格メリットがあったこと
当社ご提案内容
受託型開発(フロー)にて提案
1.Salesforceを活用し、ミニマムコストでスピード感を持った機能開発
Salesforceを活用することで0からインフラを構築せずに素早く開発環境を作成することが出来ます。Salesforceの標準機能を基に必要な機能をカスタマイズして開発することで、スピーディな開発〜実装を可能としました。
2.プログラム実装前にプロトタイプ作成し、スピードを保ちつつ認識ギャップを防止
プログラム実装前にプロトタイプを作成することで、リリースというゴールまでスピード感を保ち、的確にコミュニケーションをおこないながら、認識ずれが生じないよう努めました。
3.Salesforce準拠のセキュリティ基準を担保
開発と合わせ、Salesforce準拠のテストコードを作成し、テストを実施することで、リリース後の不具合が発生しにくく、運用保守コストも抑えることができます。またすでにクライアント様が使用されているSalesforceの機能拡張のため、セキュリティー面は今までと同様のものが担保されます。安心感を持ってシステムをご使用いただき、クライアント様、エンドユーザー様双方からご好評いただいています。
まとめ
社会や消費者の変化によって、物流を取り巻く状況は変わりつつあります。企業の競争力を保ち安定的に経営を行うためには、これまでよりも戦略的に物流について考えていく必要があると言えるでしょう。
そのためには、サプライチェーンマネジメントを行うシステムを開発・導入することが選択肢の1つとして挙げられます。自社の各部門や取引先企業などと相談しつつ、より良いサプライチェーンの構築を目指してみてはいかがでしょうか。