Wur株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
日本とベトナムのリソースを活用したハイブリッドなシステム開発を行う株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:チャン バン ミン、証券コード:4260、以下、当社)は、2024年3月27日開催の取締役会において、Wur株式会社(代表取締役:閏間 莉央、以下、対象会社)の株式を取得し、子会社化することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
■株式の取得の理由
当社が顧客に提供する「ハイブリッド型サービス」は、顧客の上流工程を担う日本人のプロジェクトマネージャー、実装工程を担うベトナムの豊富なIT人材、日本に常駐し双方の橋渡し役となるベトナム人のブリッジエンジニアを柱に、顧客のプロダクト開発を一気通貫で行う体制を備えております。
今後も当社が非連続な成長を遂げるには、既存の強みに加え、事業戦略やプロダクト構想のフェーズから顧客に入り込み、新規事業開発のパートナーとして、プロダクトの企画や、最適なアーキテクチャーの提案することで他社との差別化を図り、新規顧客の獲得を行うことが必要となっております。
対象会社は、Webシステム・アプリ開発事業を展開しており、大きく2点の強みを有しております。
- Webシステム・アプリ開発の新規立ち上げに経験豊富な人材を確保していることによる、主にプロダクト戦略やUX/UIデザイン等の上流工程の対応力。
- 代表者である閏間氏が、複数の事業会社での新規サービスの立ち上げ、プロダクトのマーケティング経験を有していることによる、ローンチ後のサービスのグロースハックに関する豊富な知見。
上流工程の対応力と、サービスローンチ後のグロースハックに強みを持つ対象会社が当社グループに入ることで、当社グループの顧客のDX推進における対応領域の拡大を実現し、従来参入することが難しかったサービス構想段階の案件に介入できるようになることを期待しております。
対象会社においては、当社グループの豊富な開発リソースや、顧客ネットワークを活用したリードの増加を通じて、更なる事業成長を実現できると考えております。
結果、両社の非連続な成長に寄与すると判断し、対象会社の株式取得の決議に至りました。
今後とも、クライアント企業のデジタル変革に伴走するソリューションカンパニーを実現するとともに、革新的なサービス・プロダクト創出を通じて日本経済の発展に寄与してまいります。
■本件譲受のスキーム
当社は、株式譲渡実行日である2024年4月1日に、対象会社の100%株主である閏間 莉央氏より、発行済株式の67%に相当する20,770株を取得します。その後、両者協議の上別途決定する日付において、当社は閏間 莉央氏より対象会社の発行済株式の33%に相当する10,230株を取得し、対象会社の100%子会社化を実行いたします。
■異動する子会社(Wur株式会社)の概要
(1) | 名称 | Wur株式会社 |
(2) | 所在地 | 東京都渋谷区渋谷二丁目19番15号 宮益坂ビルディング609 |
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役 閏間 莉央 |
(4) | 事業内容 | インターネットサービスの企画・開発・運営 |
(5) | 資本金 | 3百万円 |
(6) | 設立年月日 | 2019年2月6日 |
■株式取得の相手先の概要
(1) | 氏名 | 閏間 莉央 |
(2) | 住所 | 兵庫県明石市 |
(3) | 当社と当該個人の関係 | 該当事項はありません。 |
■今後のスケジュール
(1) | 取締役会決議日 | 2024年3月27日 |
(2) | 株式譲渡契約締結日 | 2024年3月27日 |
(3) | 株式譲渡実行日 | 2024年4月1日(予定)(閏間 莉央氏の所有株式の67%) 閏間 莉央氏所有株式の残り(33%)の株式取得実行日については、別途協議にて決定いたします。 |
■当社グループの体制
大手交通インフラを中心に大規模なプロジェクトマネジメント経験を持つ株式会社ハイブリッドテックエージェント、サービス構想の具体化等の上流工程に強みを持つWur株式会社と、当社が持つベトナムの機動的なIT開発リソースのシナジーによって、日本国内を中心に幅広い業種、規模のお客様に対し、一気通貫、且つ機動的なソリューションを提供し、お客様の課題、ひいては日本社会の課題解決に寄与してまいります。