産学連携は10校に到達、教育機関との連携を強化し次世代人材の育成を推進

　日本とベトナムのリソースを活用し、圧倒的な開発エンジニアリソースで顧客課題に伴走する株式会社ハイブリッドテクノロジーズ（本社：東京都中央区、代表取締役社長CEO：チャン バン ミン、証券コード：4260、以下当社）の子会社であるHybrid Technologies Vietnam Co., Ltd.（以下当社子会社）は、ホーチミン市科学・技術大学と連携協力に関する覚書を締結いたしました。

　日本ではIT人材不足は大きな課題となっており、『IMD世界デジタル競争力ランキング』では64か国中28位となっております。しかし、既存人材のIT教育が短期的な成果を出すことは難しく、優秀な海外のエンジニア人材に注目が集まっています。中でもベトナムは、政府が2020年に「2025年までの国家デジタルトランスフォーメーション（DX）プログラム及び2030年までの方針」を発表して以来、国全体でIT、DXを推進しており、日本とベトナムの両国政府が「日越デジタル・トランスフォーメーション・イニシアティブ」を掲げるなど、IT、DX分野で注目を集めている国です。

　当社グループはサービスの企画・設計を日本で行い、ベトナムの現地子会社が開発・リリース、アプリケーション保守を実施しております。今後も一層ハイブリッド開発の体制を強化するため、現地の教育機関との連携し、日本のIT人材不足とベトナムの経済発展の両面に貢献する人材育成に力を入れているところです。

　この度、当社子会社は、当社とホーチミン市科学・技術大学両者の持続的発展のため、累計10校目となる連携協力に関する覚書を締結いたしました。

　ホーチミン市科学・技術大学は主に情報技術、機械など教育しており、2014年には外国語学部日本語学科も創設されております。また、”Unirank”という大学ランク付け機関によると、ベトナムではホーチミン市科学・技術大は６位にランク付けられており、南部地域の基幹技術学校として、その高い教育・研究レベルが評価されています。

　その傘下であるホーチミン市科学・技術大学は工学系の大学としてベトナム社会・経済の推進に貢献しており、現在は約25,000名を擁する大学として発展を続けています。

　今後、ホーチミン市科学・技術大学の学生に対し、同連携協力に基づく教育活動や採用支援を通じて、優秀な人材の育成に努めてまいります。

■提携内容

①学生に対する採用・教育分野における協力

・当社子会社は、ホーチミン市科学・技術大学の学生に対し、先端的なソフトウェアや技術ソリューションの活用に関する知識とスキルを向上させるためのトレーニングを支援します。

・当社子会社は、ホーチミン市科学・技術大学の学生に対し、奨学金を支援し、インターンプログラムやキャリアオリエンテーションを実施します。

②科学研究の協力

・当社子会社は、ホーチミン市科学・技術大学に対し、同校が希望する経験豊富な社員を派遣し、専門的な研究カリキュラムを支援します。

③学生の推薦

・ホーチミン市校工科大学は当社子会社に対し、当社子会社の採用条件に合致する学生を推薦します。

【株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 会社概要】

出資や業務提携希望の連絡、お問い合わせはこちら： https://hybrid-technologies.co.jp/capital/