日越のリソースを用いたハイブリッド開発を行うハイブリッドテクノロジーズ
スタートアップDX支援プログラム「Hybrid Technologies Capital」第11弾

2023.03.14

あなたの街をスマート見守りシティに
見守りサービスの社会インフラ化「安心を安く・すべての人に」を目指す
株式会社ottaのプロダクト開発体制の構築を支援

 日本とベトナムのリソースを活用したハイブリッドなシステム開発を行う株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:チャン バン ミン、証券コード:4260、以下当社)は、スタートアップの事業成長を目的として出資とエンジニアリソースの提供を行う支援プロジェクト「Hybrid Technologies Capital」の第11弾支援先として、BLE(Bluetooth Low Energy)技術を活用した専用端末を利用し、スマート見守りプラットフォーム「otta」シリーズを提供する株式会社 otta(本社:福岡県福岡市、代表取締役:山本 文和、以下otta社)を選定しました

■株式会社ottaとは

 子どもから高齢者まで全ての人が安心・安全に暮らせる街「スマート見守りシティ」を実現するために、ottaタウンセキュリティ・BLE(Bluetooth Low Energy)見守りサービスを2015年より提供してきました。私たちの見守りサービスは、IoTテクノロジーを活用することで見守る人(保護者)も見守られる人(子供や高齢者など)も負担なく利用できる仕組みを実現しています。この手軽に利用できる仕組みが好評となり、現在は東京都や大阪府などの22都市で見守りサービスを提供しており、日本最大規模のIoT見守りサービスを提供する企業となっています。

■支援背景

 近年、子どもを対象とした傷害・誘拐などの犯罪数は増加傾向でありながら、高齢化や共働き家庭の増加等の背景から人手による見守り体制の強化が進まず、テクノロジーによる見守りサービスの需要が高まっています。また、昨年登園バスにおける置き去り事件が続いており、政府は再発防止に向けた安全装置の義務化を決定しています。加えて、高齢者においては近年認知症(徘徊)による失踪数は右肩上がりに増加しており、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると推計されている状況から、高齢者の見守り需要が高まっています。これらの社会課題に対応するため、otta社は子ども向け見守りサービス、登園バス見守りサービス、高齢者向けサービスを展開しています。

 otta社が提供するスマート見守りプラットフォーム「otta」シリーズは見守り端末を持っている子どもや高齢者が、見守りスポットを通過した記録と地域の安全・安心を担う「見守り人」とすれ違った位置情報が記録され、保護者等に共有されます。これにより子供の登下校時の防犯対策、高齢者の徘徊等による失踪を未然に防ぐことができ、安心・安全に暮らせる街を実現しております。

 今後もotta社はさらなる提供先の拡大やサービスの機能拡大を実現するために、スピーディにプロダクト開発ができるエンジニアチームの構築を課題としていました。

 このような課題に対し、当社の強みであるハイブリッドなエンジニア開発リソースの提供をさせていただくことで、otta社のスマート見守りプラットフォーム「otta」シリーズのさらなる強化を実現でき、最終的には両社の事業成長が可能と判断し今回の選定を行いました。

■支援内容

 当社の強みであるハイブリッドなエンジニア開発リソースの提供により、スマート見守りプラットフォーム「otta」シリーズの開発体制を強化することで、 otta社の事業成長に貢献いたします。

【 otta社のコメント】

株式会社otta 代表取締役 山本 文和氏

 ハイブリッドテクノロジーズ様に弊社のサービスの社会的意義に強く共感いただいたことがきっかけで、資本業務提携を通じワンチームとして弊社の見守り事業を創り上げていくご関係を構築させていただきました。

 弊社はビーコン技術を使った子供・高齢者の見守りサービスを主事業としておりますが、この度新規事業としてtoB向け位置情報サービスの準備を進めており、HT様にはこの領域の開発からご協力をいただくことになります。

 ハイブリッドテクノロジーズ様の強みである、日本 + ベトナムの開発力によって、弊社サービスをさらに安定かつスピード感のある進化を実現していきたいと考えております。

「Hybrid Technologies Capital」プロジェクト概要

 「Hybrid Technologies Capital」は、多くのスタートアップ企業にて挙げられる資金調達の難航や社内リソースの枯渇という課題を解決し、スタートアップ企業の事業成長を目的として立ち上がった投資プロジェクトです。当社の強みであるべトナムと日本のエンジニアリソースを融合させたハイブリッド開発のリソース提供と資金の提供を行うことで、支援先企業のDX支援と事業拡大を目指します。
 支援先となる対象企業の事業領域や投資開発領域は無制限とし、シードからレイタ―のすべての投資フェーズのスタートアップ企業を対象としています。
 今後は、より積極的にスタートアップ企業への出資と開発リソースの提供を行い、事業拡大の支援を行うとともに、支援先企業のネットワークを活用した企業間の協業体制も強化していくことで、各企業における包括的でスピーディな事業成長とDX推進を促します。また、日本のスタートアップの成長の課題となっている、「デジタル化・DX化」の解決を当社のリソースを用いて行っていくことで、国内の経済成長への貢献を目指します。

※スキームイメージ

【Hybrid Technologies Capitalにおける提供価値】

① Investment (投資):
 支援先企業の資金調達支援を実施。
② ハイブリッド型サービス:
 プロダクト開発、グロース開発のための開発リソースとナレッジの提供。
③ パートナー企業との連携:
 投資先、営業体制構築など提供可能なネットワークを活用し、出資先との協業を支援。

【株式会社 otta 会社概要】
所在地:福岡県福岡市博多区下川端町1-1 明治通りビジネスセンター本館6F
代表取締役社長:山本 文和
事業内容:スマート見守りプラットフォームの開発と運営
URL:https://otta.co.jp/

【株式会社ハイブリッドテクノロジーズ会社概要】
所在地:東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F
代表取締役社長:チャン バン ミン
資本金:893,343千円(2022年12月31日)
事業内容:ハイブリッド型サービス
URL:https://hybrid-technologies.co.jp/
IRサイト:https://hybrid-technologies.co.jp/ir/

出資や業務提携希望の連絡、お問い合わせはこちら:https://hybrid-technologies.co.jp/capital/