日越のリソースを用いたハイブリッド開発を行うハイブリッドテクノロジーズ
スタートアップDX支援プログラム「Hybrid Technologies Capital」第10弾
AIを中心とした先端技術を社会実装し、
UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)の実現を目指す
Intelligence Design株式会社の
AIエンジニア体制の構築、アノテーション業務を支援
日本とベトナムのリソースを活用したハイブリッドなシステム開発を行う株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:チャン バン ミン、証券コード:4260、以下当社)は、スタートアップの事業成長を目的として出資とエンジニアリソースの提供を行う支援プロジェクト「Hybrid Technologies Capital」の第10弾支援先として、エッジAIカメラ製品「IDEA counter」、AI画像解析サービス「IDEA platform」を提供するIntelligence Design株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中澤 拓二、以下Intelligence Design社)を選定しました。
■ Intelligence Design株式会社とは
「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始。だれでも、簡単、かつリーズナブルにAI関連技術を使えるサービスとして「IDEA(イデア)」シリーズを開発。社会課題をテクノロジーで解決することで、持続可能な社会の構築、UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)※の促進を目指しています。
※まちづくりにおけるハードとソフトに関する諸課題を解決するため、都市全体にDXを導入する考え方
■支援背景
Intelligence Design社の事業領域であるクラウドでのデータ管理やセンサー・カメラの整備等に関する「スマートシティプラットフォーム」の市場は、2018年から2025年までの間に5,000億円拡大すると予測されており、さらに総務省をはじめとする国・行政機関も後押しする成長市場です。その中で、 Intelligence Design社はカメラ映像からマーケティングや防犯に活用できるエッジAIサービスに加え、クラウドAIサービス(IDEA platform)を展開しています。
Intelligence Design社が提供するIDEA platformは、ユーザーが解析したい映像ファイルをアップロードし設定を行うだけで、簡単にAIによる解析結果の出力が可能となる「オンデマンド型ファイル推論機能」を備えております。これにより、大量の映像ファイルを全自動で一括解析処理することが可能となり、従来の人の手による計測方法で課題であった、調査日から報告までのタイムラグや、観測者の技量差による精度のばらつき、労働力確保の課題を解決することができます。
今後もIntelligence Design社は顧客企業のさらなるニーズに応え、AI業界におけるプレゼンスを高めるために、AI精度のさらなる向上、新製品開発に向けて、優秀なエンジニアチームの構築を課題としていました。
このような課題に対し、当社の強みであるハイブリッドなエンジニア開発リソースの提供をさせていただくことで、Intelligence Design社のエッジAIカメラ製品「IDEA counter」、AI画像解析サービス「IDEA platform」のさらなる強化を実現でき、更に当社においてもAI開発に関する知見を得ることが出来るため、最終的には両社の事業成長が可能と判断し今回の選定を行いました。
■支援内容
Intelligence Design社のエッジAIカメラ製品「IDEA counter」、AI画像解析サービス「IDEA platform」に対して、当社のAIエンジニアチームのアサインや多数発生するアノテーション※業務へのリソース提供を行い、Intelligence Design社の事業成長を支援いたします。
※AI開発において、データに情報を付加するプロセス
【 Intelligence Design社のコメント】
Intelligence Design株式会社 代表取締役 中澤 拓二氏
弊社はAIによる画像解析技術、IoT端末に関する知見を駆使し、様々な角度から社会課題の解決に取り組んでいます。近年、AIサービス分野は急速に成長しており、AI関連製品の開発ニーズがあらゆる業種で高まってきています。
ハイブリッドテクノロジーズ社は多くのハイレベルなエンジニアリソースを有しており、資本業務提携を通じて当社プロダクト開発の加速化及び当社が保有するAIモデルを活用したSI開発の拡大を実現いたします。さらに画像解析技術に用いる学習データのアノテーション業務にて業務提携を行い、当社の品質を担保しつつ、学習データボリュームを増強することでプロダクトバリューの向上を実現いたします。
「Hybrid Technologies Capital」プロジェクト概要
「Hybrid Technologies Capital」は、多くのスタートアップ企業にて挙げられる資金調達の難航や社内リソースの枯渇という課題を解決し、スタートアップ企業の事業成長を目的として立ち上がった投資プロジェクトです。当社の強みであるべトナムと日本のエンジニアリソースを融合させたハイブリッド開発のリソース提供と資金の提供を行うことで、支援先企業のDX支援と事業拡大を目指します。
支援先となる対象企業の事業領域や投資開発領域は無制限とし、シードからレイタ―のすべての投資フェーズのスタートアップ企業を対象としています。
今後は、より積極的にスタートアップ企業への出資と開発リソースの提供を行い、事業拡大の支援を行うとともに、支援先企業のネットワークを活用した企業間の協業体制も強化していくことで、各企業における包括的でスピーディな事業成長とDX推進を促します。また、日本のスタートアップの成長の課題となっている、「デジタル化・DX化」の解決を当社のリソースを用いて行っていくことで、国内の経済成長への貢献を目指します。
※スキームイメージ
【Hybrid Technologies Capitalにおける提供価値】
① Investment (投資):
支援先企業の資金調達支援を実施。
② ハイブリッド型サービス:
プロダクト開発、グロース開発のための開発リソースとナレッジの提供。
③ パートナー企業との連携:
投資先、営業体制構築など提供可能なネットワークを活用し、出資先との協業を支援。
【Intelligence Design株式会社 会社概要】
所在地:東京都渋谷区神宮前6-28-5 宮崎ビル4F
代表者:中澤 拓二
資本金:2億3200万円(資本準備金含む)
事業内容:AIプロダクトの開発・販売、AIコンサルティング業務、ID labの運営
URL:https://i-d.ai/
【株式会社ハイブリッドテクノロジーズ会社概要】
所在地:東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F
代表取締役社長:チャン バン ミン
資本金:893,343千円(2022年12月31日)
事業内容:ハイブリッド型サービス
URL:https://hybrid-technologies.co.jp/
IRサイト:https://hybrid-technologies.co.jp/ir/
出資や業務提携希望の連絡、お問い合わせはこちら:https://hybrid-technologies.co.jp/capital/